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職場の上司から、『ヒヤリハット』があった時のことを書いて提出するようにとの復命があり、「ヒヤリハットメモの記入用紙」というタイトルのB5サイズの報告書を手渡されました。いつ、どこで、どんなことがあったかを書いて提出しなければならない業務報告です。

職場の全員が提出すれば、様々なヒヤリハットの事例集が出来上がり、会社としても、その対策活動に臨むことが出来るということでした。

私は、某施設で、夜間専門の軽作業(肉体労働)に従事する契約社員の身分で、仕事の内容としては、機器材料の運搬・移動と簡単な組み立て及び作業後の清掃などであり、業種・職種を何と言えば良いのかは釈然としません・・。

これを機会に、『ヒヤリハット』について調べ、自分なりにまとめてみました。

ヒヤリハットとは、現場で作業していて「冷やりとした」事、「ハッ!とした」事、という意味です。

このところ、そのような事は特に無く、「ヒヤリハットメモの記入用紙」を渡されて数日が経過した今も、特に思い至ることはありません。報告項目に「誰が」というところがあり、他の人の行動を目にして「ヒヤリハットした」事を報告する用紙でもありますが、それについても特に記憶がなく、今後とも現場作業に臨みつつ留意しながら「形」にしようと考えています。

ヒヤリハット報告書の書式と書き方

「ヒヤリハットメモの記入用紙」は、一般的には「ヒヤリハット報告書」と言われ、介護、看護、建設業、運送業等々、業種によって様々な書式があり、職場によっては長文の詳細を求められる場合がありますが、私が手渡されたヒヤリハット報告書の書式は解り易くシンプルに項目が指定されていました。

「ヒヤリハットメモの記入用紙(ヒヤリハット報告書)」の具体的な報告の指示項目は以下のとおりでした。

  • 所属部署名
  • 現場名
  • 氏名
  • 誰が
  • いつ
  • どこで
  • 何を
  • どのようにしていた時
  • どのようなことが起きたか、起きそうになったのか
  • それをなくすにはどうしたら良いか

※「いつ」の欄には、「年月日」と「およその時刻」と「天候」を記入します。

そして、用紙の欄外には『担当者記入欄』があって、「分類」と「具体的な対策」という項目がありました。「分類」には以下の項目があり、会社が重視するヒヤリハットが何かを想起させます。

  • 転落・転倒・落下
  • 挟まれ・巻き込まれ
  • 衝突
  • 切れ・こすれ
  • 有害物との接触
  • 熱中症
  • 腰痛、ぎっくり腰
  • その他

様々な業種の「ヒヤリハット報告書の書式(テンプレート)」

こういった「分類」内容は、特定の人や器物を対象にする業種・職種では、また違った内容になるようです。

現在の私の仕事とは距離のある、介護、看護、建設業など、皆さん大変なお仕事であることを改めて実感した次第です。

以下は、異業種の様々なヒヤリハット報告書の例です。

介護の現場:ヒヤリハット・事故報告書の書式を考える ≪ The Cabinet of a Certain Care-Manager

建設・設備工事・製造現場向けのヒヤリ・ハット報告書フォーム

医療事故報告書(院内報告書)

トラックなど物流業界用のヒヤリハット報告書のテンプレートなど

報告書の様式|保育リスクマネジメント|保育の環境|ちどり保育園

ヒヤリハット事例集の作成と安全対策活動

ところで、なぜ、この時期(2017年6月初旬)に「ヒヤリハット報告書の書式」が配布されたのでしょう。実は、「全国安全週間」に関係した取り組みに違いありません。

厚生労働省では、7月1日(土)から7日(金)までを「全国安全週間」、6月1日(木)から30日(金)までを準備期間として、各職場で巡視やスローガンの掲示、労働安全に関する講習会の開催など、さまざまな取組を行っていきます。
平成29年度「全国安全週間」を7月に実施 |報道発表資料|厚生労働省より引用。

上記の「さまざまな取組」の一つこそ、「ヒヤリハット報告書の書式(用紙)」の配布です。我が社の場合、これによって、ヒヤリハットの事例を収集し事例集を作成。これを元に新たな安全対策活動を行っていくということなのです。

毎年実施される「全国安全週間」では、安全意識の宣揚のため、全国統一の「全国安全週間スローガン」を応募しています。今年、平成29年度のスローガンは、739作品の応募の中から『石部武美さん(東京都)の作品』が決定・採用されています。

平成29年度「組織で進める安全管理 みんなで取り組む安全活動 未来へつなげよう安全文化」

過去3年間のスローガンは以下のとおりです。

  • 平成28年度「見えますか? あなたのまわりの 見えない危険 みんなで見つける 安全管理」
  • 平成27年度「危険見つけてみんなで改善 意識高めて安全職場」
  • 平成26年度「みんなでつなぎ 高まる意識 達成しようゼロ災害」

ヒヤリハット報告書の提出も、突き詰めれば、上記のスローガンの「心」の宣揚に通じていきます。ヒヤリハットの報告は、ともすれば「事故報告書」のようなネガティブなイメージが無きにしもあらずですが、「職場での安全意識」を高める尊い行為と捉えていきたいと思います。

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