ゴールデンウィークの時期にも、日本の全国各地ではかなり多くのお祭りやイベントが行われています。これらを見物するための旅行の企画も、思わぬ穴場発見につながるでしょう。

厳しい冬が明けて春竹たけなわのこの時期、農作業にも本格的にかかわっていくことになります。このような時に、今年の豊作と無病息災を祈願して行われるのが、各地の主な「祭り」行事です。中には、もっと地味な祝い事であったのが、ゴールデンウィークの地元への集客を狙って派手に開催するようになったものもあるようです。

ゴールデンウィークの時期の祭りに限ってみても、実に日本には多くの「祭り」があったことがわかります。

全国的にも有名なお祭りもあれば、未だ良く知られていないローカルなお祭りもあります。

地域のお祭りには、その地域なりの「云われ」があって、その祭事由来を調べてみると実に興味深いものがあります。

あまりに多い日本のお祭り行事。これを調べるには、「るるぶ.COM」のイベントの国内ガイドが便利です。全国47都道府県の祭りや伝統行事、イベントなどを、日付やジャンルで検索することでできます。ぜひ活用しましょう。

イベントの国内ガイド(るるぶ.COM)
http://www.rurubu.com/event/index.aspx

ゴールデンウィークの穴場と日本の3大祭り

日本3大祭りと言えば、『京都の祇園際』、『大阪の天神際』『東京の神田祭』といわれます。ところがゴールデンウィークの時期と照合してみると、残念ながらかみ合いません。

  • 京都の祇園際:7月1日から1か月間
  • 大阪の天神際:6月下旬吉日から7月25日
  • 東京の神田祭:例年、GW明け頃から1週間

東京では、神田祭と近い時期に「三社祭」と「山王まつり」がありますが、これらも5月中旬以降です。

ところが、祇園祭で有名な京都では、過去の履歴から言って、ちょうどゴールデンウィークの時期に行われるお祭りがけっこうあるのです。

その一つが「葵祭」。葵祭は5月1日から始まっていて、5月15日の露頭の儀と呼ばれる行列が最も有名なため、ニュースでも報じられることがあります。また、5月1日には、上賀茂神社で競馬(くらべうま)神事が、3日には流鏑馬神事が、5日には歩射(ぶしゃ)神事が行われます。ゴールデンウィークの京都は、お祭りに限ってみても飽きることが無い、穴場といえましょう。

そして、ジャスト!ゴールデンウィーク中に、国内動員数最大級のお祭りこそ【博多どんたく】です。博多どんたくは、福岡県福岡市で毎年の5月3日と4日に開催され、動員数は200万人を越えると言われます。博多どんたくを見物するには、場所の選定がカギとなります、あらかじめの計画性が穴場な見物を決します。