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任用試験の2016年実施内容の予想問題はどのようなものか~。

予想問題を列記する以前に、創価学会の【教学部任用試験の内容と実態】を把握した上で、試験対策を講じたいと思います。

「予想問題」や練習問題が【任用試験合格】のための受験対策にあった方が良いのは言うまでもありません。しかし、任用試験を目前に、まま見受ける「一夜漬け」のような「予想問題」偏重の傾向には逆に【危険性】が伴います。

偏重の傾向とは、予想問題のみを学習しようとするスタンスのことです。

この場合、いかに任用試験が仏法入門(初歩)であるとは言え、現行ではマーク方式(解答の選択とマーキング)という、一見、受験者には大変に有利な試験方式であるにもかかわらず、【勘違いの選択】の可能性があって危険なのです。

マーク方式の場合、特に教学部任用試験の傾向から言って、【うる覚えで良いから勘違いはしない】ことが大切です。

任用試験2016の出題範囲(内容)

では、2016年(平成28年)の場合の任用試験の出題範囲を見てみましょう。

任用試験に出題される分野は ”毎回 ”、以下のとおりです。

  • 1:拝読御書3編
  • 2:教学入門
  • 3:世界広布と創価学会

「1:拝読御書3編」というのは、任用試験が実施される年の上期に、座談会拝読御書として大百蓮華(月刊の機関紙)に掲載された3ヶ月・3編の御書のことです。

そして今般、2016年11月20日実施の任用試験に出題される座談会御書(拝読御書3編)は以下のとおりです。

  • 3月度:「一生成仏抄」(御書384ページ2行目~5行目)
  • 4月度:「兄弟抄」(同1087ページ15行目~18行目)
  • 5月度:「開目抄」(同234ページ7行目~9行目)

「2:教学入門」では、日蓮大聖人のご生涯のほかに三障四魔等の信仰実践上で不可欠な仏法用語を種々学びます。その内容は毎回の任用試験でほぼ同じです。

「3:世界広布と創価学会」には、「創価学会の歴史」と「日顕宗を破す」の学習項目があり、創価学会の歴史では、創価学会の主な記念日を覚えることが先決です。また、日顕宗を破すでは、日顕宗の広宣流布破壊の明確な根拠を学びます。こちらもその出題内容は毎回の任用試験でほぼ同じです。

以上を総括すると、教学部任用試験の出題内容は「拝読御書3編」を除き、全てが【毎回同じ学習範囲】から・・ということになります。

教学入門という仏法の基礎と、世界広布と創価学会という事実には「変わりよう」がありません。

任用試験の教材とそのボリューム(教材の文章の量)

任用試験の教材は、今回、2016年もまた、月刊の機関誌・大百蓮華の任用試験特集号に全て掲載されています。2016年10月号です。

そのボリュームですが、49ページから118ページの全70ページに及びます。かなりのボリュームであり、白黒のイラストが配されている他はすべて文字のみの仕様です。

その全てに目を通すことをまずはお勧めしますが、こと歴代の任用試験の出題内容から言えば、【任用試験の出題内容】から離れた事柄も多く存在しています。

過去(今回も・・)未来ジャーナルという、未来部(中等部・高等部)向けの新聞に任用試験の特集が組まれましたが、そこに掲載された任用試験の各学習項目の内容は「極めて要点のみ」であり、大百蓮華のボリュームとは雲泥の差のある【少なさ】となっていました。それでいて事実、実際の任用試験の出題内容を十分にカバーするものでした。

任用試験の受験対策を考えた時、このような【要点を絞ってまとめた教材】の必要性を痛感いたします。それは、「合格担当者」としても、的を絞ったお話しができるということでもあるからです。

任用試験の学習の要点をまとめたサイトは以下です。
任用試験(仏法入門)問題と対策

任用試験の学習の仕方(勉強の方法)

教学部任用試験に特化した学習の方法で効果的であるものをご紹介します。

拝読御書3編については、まず声を出して何回も拝読することが重要です。任用試験に出題される御書の御文の多くは、信仰の実践上、重要かつ「有名」なものばかりなので、仮に御文の意味がわからずとも、その行為だけで「仏法入門」を果たしたと言えるでしょう。

何回もの拝読をこなせば暗唱できるようになり、「穴埋めの選択」に有効です。そして、次に、御書の背景と御書を与えられた人が誰なのかを覚えるようにします。

「教学入門」と「世界広布と創価学会」については、学習の要点をまとめたサイト等で学び、過去に実際に出題された問題を解いてみます。

そしてなかなか覚えられない項目については、受験者自身が「記憶カード」を作ることをおすすめします。学習の要点から、カードの表に「問い」を裏に「答え」を実際に書き込んでいくのです。

この方法は、たとえ明日が任用試験の受験日であっても効果的です。あまたの予想問題や練習問題(ドリル)に必死になって取り組むよりも、カード作成で「書き込む過程」で、かなり覚えられるのです。出来上がったカードは受験直前まで参照もできます。

以上、こういった体制の中で、マーク方式(選択式)の任用試験に対して、うる覚えでも勘違いはしないものができあがっていきます。

本稿のタイトルは「任用試験 2016 予想問題と対策について」ですが、本稿の内容としては、受験前に多く出回る「予想問題」や「練習問題」への取り組みを、どちらかと言えば否定するものとなりました。

事実、受験前に多く出回る「予想問題」や「練習問題」のプリントは、教材の大百蓮華に増して、圧倒的なボリューム感を感じさせるものであることも事実です。

以上。

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