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安全で新鮮な牛乳を安心して飲みたい。東日本大震災の直後、牛乳産地の生産の滞りと流通網の混乱で、首都圏の店頭から牛乳が姿を消しました。その後、なんとか供給されるようになったと思った矢先、原発事故の影響による放射能汚染の問題が勃発。昨今の汚染牛肉の流通という大事件と共に、牛乳までもが安全性に不審が抱かれるようになり、水道水と共に安心して飲めないという人が多い実情です。

安全な牛乳かどうか、原乳の検査はしっかりされているのか?福島県が産地の牛乳はどれも危険なのかそうでないのか?今、出荷されている牛乳の生産地の表示は疑わしくないのか?今、ミルクプラントに出荷される牛乳は全てが汚染とは無縁なのか?あえて安心な牛乳のメーカーは?等々、知人から耳にするだけでも多くの牛乳不安がはびこっているようです。

牛乳(原乳)に対する放射性物質検査が不安

牛乳のみならず、畜産物や農産物についても、検査結果と流通が前後するという「事件」が起きています。原乳(牛乳)の放射性物質に関するモニタリング検査などの実情がどうなのか?疑問を抱いてしまうのも当然かもしれません。

そんな中、牛乳の放射性物質検査については、概ね、次のような疑問が代表的なものとなっています。

放射性物質検査は牛乳を製造する工場ごとに行っているのか、また、モニタリング検査の場合の頻度はどれくらいで、検査結果の公表は確認できるのか?

牛の餌となる牧草・水・呼吸する空気についての検査は?さらに、出荷制限解除の段取りに問題はないのか?

乳業メーカー独自の放射性物質検査は実施されているか?消費者として、販売されている牛乳の産地や加工場所のチェックは可能かどうか?等々。そして不安は、子供の学校給食の牛乳がどこからどうやって調達されるのかと不安を抱く多くの親御さんもいらっしゃいます。

牛乳の放射能汚染の風評(ふうひょう)と噂(うわさ)

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牛乳の放射能汚染の検査に対する不安。疑問と共に風評や噂も飛び交っているようです。

高い汚染レベルの原乳が他の地域の原乳と混ぜて出荷されているのでは?他の食品に比べ、牛乳は摂取した際の放射性物質の被害を受けやすいと聞くが?汚染レベルの高い原乳が、乳製品の原料にされていると聞くが?福島県の乳牛が他県に移動された聞くが、それによって他県の原乳が汚染されないか?

明らかに風評?と思われるものもありますが、かつて大手乳業が集団食中毒事件や牛肉偽装事件を起こしているだけに、さらに深刻な放射能汚染について疑問視する声があがるのも当然かもしれません。

関連記事:朝礼ネタ 安全な牛乳

社団法人日本酪農乳業協会では、牛乳の放射能問題に関する疑問と回答のコーナーを設けています。
http://j-milk.jp/topics/9fgd1p000001n7ae.html

あなたはこの回答で不安を払拭できたでしょうか・・。

情報不足による不安に加え、昨今のあえて「安全な牛乳です」とうたうプレミア牛乳の宣伝などによって、庶民は不安は助長されています。未だ、ペットボトルの水の売れ行きが盛んな今日このごろ。安全な牛乳かどうかについての不安はなかなか払拭されません。

未曾有の大震災に次ぐ原発事故のせいといっては、元も子も無く、生活不安が行き過ぎていると思わざるえません。いったい政府の対応はどうなっているのでしょう。

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