所感 ネタ と所感(感想)の書き方・例文


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所感 ネタ という言葉。これは、少し考えてみるとおかしな言葉です。所感そのものがネタ自体ではないでしょうか。それなのに「所感 ネタ」に困るという人が多いのは、事に臨んで、感じたことを人に伝えられる程には意識していない、あるいは、問題意識が希薄であるということでしょうか。

 

しかし、現実社会では、述べたい時に述べたい所感を発しているのは、気心の知れた知人・友人と和やかに過ごす時くらいです。「困りもの」の所感ネタとは、朝礼のスピーチなどで所感を述べなければいけない、というような、限られたテーマでの所感の表明であるようです。ちなみに、朝礼における所感ネタは、朝礼ネタと同意ともいえましょう。この場合はやはり、時事問題等に触れた場合の問題意識の有無がカギとなってくるでしょう。

 

かたや、書かなければいけない所感もあります。報告書や業務日報など、それぞれの内容に応じた所感をどう書くかは、世の多くのビジネスマンを悩ませるところのようです。
その点、年に一度の公表?で済むとは言え、企業トップの発する年頭所感には素晴らしいものも多く存在するので参考にはなります。

 


所感と感想の違い【総括・結論】


 

辞書で「所感」と「感想」について調べると同意語であることがわかります。

 

学生時代(小・中・高生)の読書感想文には、感想として何を書いても書いたことが評価されますが、「所感を述べよ」という場合、そのシーンは大人のビジネスシーンであり、単なる感想では役不足です。

 

感じたことから何を学んだか、学んだことからどうしていくか〜、こういった点に言及してこそ立派な「所感」です。例えば、研修報告書や復命書に求められる感想は「所感」でなければいけません。

 

 

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さて、そもそも、所感とは何なのか。また、感想とは・・悩みのタネになっている「所感」について、例文の提示と共に、以下に述べて参ります。


所感の意味 所感とは


所感とは、簡単に言えば「感想」のことです。しかし、朝礼などでは、感想を述べると言うより、所感を述べるとした方が重みがあるようです。つまり、所感とは感想の堅い言い方と言えます。では感想とは何か。それは、事に触れて心に感じた事柄ということです。

 

また、仏教用語としての「所感」には、「過去の行為が結果を生ずること。また、その結果。」という意味があります。例えば、報告書の末尾に所感を記入することを考えてみました。報告する事柄の為に、現地に行くなり調べるなりします。そこで新たな経験をしたり、未知のことを知るに至ります。すなわち、行動した結果として報告すべき所感が生じたことになります。こう考えると、仏教用語の所感に対する哲学的な説明にも納得がいくというものです。

 


報告書で所感を書く場合


報告書で所感を述べる(報告書に所感を書く)場合には、肝心の報告内容を記述した最後に書く、というのが一般的です。所感はいわば感想であるわけですが、報告書に記入する所感の場合、けして感想文になってしまってはいけません。事実を中心に所見を簡潔に述べる中で、推測できるアイデア等を盛り込めれば上出来かと思います。

 


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所感を述べる段に至るまでの「報告内容」がしっかりしていないと、これを受けて述べる所感にも重みや価値が無くなってしまいます。報告書のテーマは明確か?項目別に見出しが設定されているか?結論から述べているか?一文一文短くまとめられているか?等々に注意してしっかりかつ簡潔な報告内容としたいものです。もちろん、人名・社名・数値の間違いなど論外です。


研修報告書の所感(感想)の書き方に困る


所感については、所感の書き方をどうするかという悩みが多いようです。さらに調査してみると、報告書の中でも、研修報告書の所感をどのように書いたら良いかという悩みが俄然多いようです。一般的な報告書では、所感の記入欄が末尾にあり、報告内容がメインとなっていて、この報告内容を機軸に前向きな所感を簡潔に述べれば良いのですが、研修報告書の場合は、概ね、所感(感想)が評価のメインとなっていて長文を認めるケースも多いようです(無い場合もある)。そのため、研修報告書の所感の書き方に困る、といった現象が多発しているようです。また、そのピークは新入社員研修や内定者研修の時期であるようです。

 

関連するページ:研修報告書[レポート]の書き方 例文・雛形 まとめ
報告書、特に研修報告書自体、ビジネスの中でそう頻繁に書くことの無い部類のものでありましょう。故に、今後とも遠い未来にわたって、『所感の書き方に困る』ということは絶えない問題であるかもしれません。

 

一つ申し上げれば、研修報告書の場合、価値ある研修を受けさせて頂いて未知の経験をして、ためになった、自身を改めて見つめ直した、というようなことを自分の言葉で率直に述べれば良いのではないでしょうか。その際、前向きな姿勢の感じられる内容を心がけるようにしましょう。

 

参考サイト

研修報告書 所感の書き方 感動の例文


所感 例文


所感を文にして書く、ということは、概ね報告書の「所感の記入欄」への記載であることが殆どです。報告書といえば、営業日報や業務日報も報告書の一種です。業務である以上、定型的な部分は当然多く、日報のように、日々「所感」を書くことは大変なことではあります。ならばどうするか。

 

こちらのサイトでは、所感のデータベース化を提唱しています。

仕事のコツ 効率よく報告書を作成するコツ

 


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