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結婚式には何度か列席し、三十代の頃には披露宴での司会を頼まれたこともありました。それから十数年、私の弟(私は長男で弟は次男)の次男が結婚することになり、その結婚式の披露宴の席で、乾杯の音頭を頼まれたのです。

ところが、結婚式と披露宴の構成は、新郎新婦がいわば変則的?な形で組んだもので、[親族のみによる会食]⇒[挙式(人前結婚式)]⇒[友人知人による会費制パーティ]というものでした。経費の問題等もあったのでしょうか・・聞くところによると、今般、結婚式と披露宴については宴会場サイドで様々なニーズに応えているとのことでした。

私が新郎の父(弟)から依頼された結婚式の披露宴の乾杯の音頭(挨拶)とは、「親族のみによる会食」の席における乾杯の挨拶であり、ごく一般的な、挙式の後の関係者が一同に集う「披露宴の席」とは趣きが異なっています。

結婚式 披露宴 乾杯の音頭(挨拶)をどうするか?

会食、いわば親族のみでのお食事会。そこでの乾杯の音頭を頼まれたわけですが、結婚式の披露宴での乾杯の音頭と挨拶を行う、という事実にはかわりがありません。

どのような挨拶にするか。書籍やネットで調べてみたところ。挨拶(スピーチ)の構成上、挨拶の始まりと終わりには、定形的な文句を入れれば問題がなく、要は中間に入れる「パンチの効いた」あるいは「心に残る」一言をどうするかにあることがわかりました。そこで・・・。

「友人知人による会費制パーティ」が挙式の後で行われるとのこと。これには親族の誰も参加しません。なのに、ここで新郎新婦による「ケーキへの入刀」が行われることのことでした。ちょっと悔しいような・・。「ケーキへの入刀」は新郎新婦による『初めての共同作業』であると紹介されます。そこで・・・。

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初めての共同作業という文言を「会食」の席の乾杯の音頭で先取りしてしまうことにしたのです。そして考えたのが、以下にご紹介する乾杯の挨拶です。

新郎の父(弟)からは、嘘か誠か「涙出た・・」とのこと。変則的な結婚式が増えてきた昨今、もしよろしければご参考にされて下さい。

結婚式 披露宴 乾杯の挨拶での人間関係と背景

乾杯のスピーチにおける、新郎新婦とスピーチを行う者との人間関係を整理しておきます(名称は仮名)。

挨拶(乾杯の音頭)する者の氏名は山口良一(やまぐちりょういち)。
新郎は山口正樹(やまぐちまさき)・新婦は臼井歩美(うすいあゆみ)。
新郎は山口良一の『弟の次男』であり、甥(おい)にあたります。新郎側からすると、山口良一は伯父(おじ)ということになります。

加えて、山口良一(私)は四人兄弟の長男であり、新郎の父は次男、もう一人四男が列席(三男は遠方の北海道在住で参加できませんでした|会場は埼玉県の某所)。

なお、乾杯の音頭の会場には新郎新婦の親族のみ集い(新郎新婦を含め総勢20名)、会場提供側からは、食事のエスコート・開始終了の告知のみで「司会」は居ませんでした。また、ビデオ撮影のスタンバイや写真撮影のチャンスを伺う状況でもなく、唯一、私(山口良一)の弟(四男)が固定カメラでビデオ撮影してくれました。

結婚式 披露宴での乾杯の挨拶(乾杯の音頭)の実際

私の行った乾杯の音頭におけるスピーチの内容は以下のとおりです。

まさき君 あゆみさん ご結婚 おめでとうございます

ご両家の皆様方にも 心よりお祝い申し上げます 

私はまさき君の伯父(おじ)にあたります山口良一と申します

はなはだ僭越ではございますが ご指名によりまして

乾杯の音頭をとらさせて頂きます

この度は まさき君・あゆみさんのご結婚により

このように親族が集い その絆を温め より大きく強いものに

することが出来ました

まさに このことこそ お二人の初めての共同作業であり

快挙ではないでしょうか

私はこのことを何よりも喜びとし

心より感謝申し上げる次第です

本当にありがとうございました

それでは

お二人のご結婚を祝し 末永きご多幸と

臼井家 山口家 ご両家の

幾久しい ご繁栄を お祈りいたしまして

声高らかに ご唱和願います 

かんぱーい!

ありがとうございました

3分間スピーチと1分間スピーチ

以上が「私オリジナル」の今回の事情における、結婚式披露宴での乾杯の挨拶です。スピーチ本体に要した時間はゆっくりと1分半程度だったと思います。短すぎず(40秒以上は必要と言われます)長すぎず(3分超は長すぎるとか)ではなかったでしょうか。

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新郎によるウェルカムスピーチ(開会挨拶)の直後、その新郎より紹介されて、乾杯の挨拶となりました。乾杯のグラスが全員のテーブル上に用意されてからの挨拶開始で、私の挨拶はテーブルの自席で立ち上がって行いました。挨拶の開始から全て終了して全員が着席するまでに要した時間は3分間強であったでしょうか。

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三分間スピーチのネタと例文のあり方

今回の乾杯に音頭における挨拶の長さは、3分間スピーチなのか1分間スピーチなのかと言われると1分間スピーチであったと思います。これも、スピーチ中間の話を長くすれば3分間スピーチにもなったと思います。とにかく、無難に終われたようで何よりでした。

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