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2016年の7月は選挙と投票で混迷する世相となっています。

18歳選挙権が実施される参議院議員選挙は、与党に対抗すべく民主党が民進党に変わり共産党と共闘へ。さらに、枡添都知事の辞任騒動から自民党の小池百合子元防衛相の都知事選出馬表明の事態に至り、参院選の戦いの渦中にあって物議をかもしています。また、イギリスのEU脱退・残留の国民投票は、脱退となったにもかかわらず、脱退派リーダーの不在へと推移。

国民不在の「国民のための政治」

参院選、都知事選、EU脱退の件と様々な様相を呈してはいますが、その根にあるのは、「党利党略」・「権力志向」であって、国民不在・国民無視の動きであるとしか言えないと思います。

人民の人民による人民のための政治、とはリンカーン大統領の名言です。権力を手にした政治家やリーダーには、まず、人民の代表として「人民のためになる行動」を発想の根本にしてもらいたいとおもうばかりです。

このままでは、年齢引き下げによる18歳選挙権行使の初選挙を前に、若者に「政治不信」を植えつけてしまうばかりではないでしょうか。

以上は、7月の選挙・投票に関する、朝礼ネタとしても使いたい自らの思いであります。

政治権力の傲慢と駆け引きが表出

かつて民主党が政権を握ったのは、「子ども手当て26,000円」・「高速道路無料化」等の実現を信じた国民の投票によるもの。結局、公約は果たされず、国も政局も混迷の一途へ。その民主党が民進党となってあろうことか共産党と共闘とは、生き残りの為の「党利党略」の典型といえるでしょう。

枡添元都知事の行状は、不当行為であるという自覚が全く無いという、驚くべき「傲慢」さが白日の下に晒されました。

小池元防衛相の真意はともかく、虚をついた都知事選への出馬表明は、自らの存在を賭けた周到な「駆け引き」が根にあることは明白で、政治権力を握った者による生き方の典型が国民の注視の対象となりました。

EU脱退派のリーダーの弁舌にだまされたと怒る国民を前に、脱退派リーダーはシャアシャアと辞任。無責任極まりありません・・。

2016年(平成28年)の7月は、かくのごとく、政局混乱の月となっています。

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